世界を創った男シリーズ

著者: 堺屋太一

ジャンル: ヒューマンドラマ

評価: 4.5点 (4件)

タグ: 歴史・モンゴル帝国・チンギス・ハン・部族抗争・遊牧民・中央アジア・12世紀末・13世紀初頭・軍事戦略・政治

レビュー

草原の覇者チンギス・ハンの、神話誕生前夜を描く壮大な歴史絵巻。盟友との絆と裏切り、絶体絶命の危機を乗り越える知略と武勇、そして宿敵との激闘が繰り広げられる。

あらすじ

第三巻は、タタル族の支族を伐って小勢力を築いたチンギス・ハンが、漠北を制覇するまでの五年間(一一九九〜一二〇四年)を描く。チンギス・ハンの生涯に三度訪れる「飛躍の五年間」の第一回目である。この間にチンギス・ハンは、「義父」トオリル・ハンと枢軸を組んで、ジャムカ・グル・ハン(総族長)の編成した連合軍を破り、仇敵タイチウト族やタタル族を殲滅する。だが次には、トオリル・ハンとも対決、絶対絶命の危機にも陥るが、機智と機敏で立ち直り、トオリル・ハンをも撃破、やがて西方の大族ナイマン族を降して漠北を統一する。この間かつての盟友ジャムカは神出鬼没、体制維持を旗印に複雑な人間性を滲ませて動き回る。巨大史劇と人間ドラマが様々に重奏する…。

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