著者: 小杉 健治
ジャンル: ミステリー・推理
評価: 5.0点 (3件)
タグ: 時代小説・ミステリ・花街・江戸時代・向島・箱屋・芸者・殺人事件・連続殺人・捜査
色気漂う箱屋の新吉が、不可解な死を巡る謎に挑む。花街と向島を舞台に、女たちの魅惑と事件の真相が絡み合う、期待を裏切らない時代ミステリ!
向島で箱屋をしている二十八歳の新吉は、役者のような色気がそこはかとなく漂っている、女たちの目を引く男だった。 ある日、向島で「桜家」の主人・仙太郎の絞首体が見つかった。同心は自死と決めつけていたが、新吉は、死体の近くに手ぬぐいが落ちており、さらにその切れ端が死体の口にあったことから、殺されたとみて、犯人を追う。一方、南町定町廻りの同心・扇太郎が、花街で起きている連続殺人事件を捜査していると、次に起こると考えられるのは、向島ではないかと推測する。そこで、対岸まで噂が広がっている向島の芸者・お葉に事情を聴きに行くと、そこで新吉と出会うが……。事件に隠された、驚くべき真相とは!? 花街と向島を舞台に、繰り広げられる、時代小説ミステリ。