著者: 佐藤 さとる/村上 勉
ジャンル: 恋愛・ラブストーリー
評価: 4.2点 (12件)
タグ: 日本・昭和時代・ファンタジー・児童文学・田舎・自然・発見・秘密・小さき人々・伝説
昭和の田舎で主人公が見つけた、小さき人々の住む不思議な国。伝説の「コロボックル」との出会いが、子供たちの心を温かく、そしてワクワクさせる。村上勉氏の新たな挿絵も必見の、世代を超えて愛される名作。
日本で初めての本格的ファンタジーとして、1959(昭和34年)の初版から読みつがれてきた傑作「コロボックル物語」シリーズ。毎日出版文化賞、国際アンデルセン国内賞も受賞しています。また、最近では人気作家の有川浩氏が、佐藤さとる氏公認で書くことになっている「続編」にも注目が集まっています。 このたび、「コロボックル物語」でデビューし、その挿絵を手がけてきた画家・村上勉氏が、画業50年を迎え、創作の集大成として、すべての挿絵を新たに描き下ろしました。 円熟したイラストとともに、手に取りやすいサイズで刊行する「新イラスト版 コロボックル物語」です。 小学校3年生のときだった。 もちの木をさがしにいったぼくは、こんもりした小山や杉林にかこまれた、三角形の平地をみつけた。小さないずみがわき、まっかなつばきの花のさく、どこかふしぎな感じのする場所だった。 --そして、とうとうぼくは見た。小川に流れていく赤いくつの中で、虫のようなものが動いているのを。 小指ほどしかない小さな人たちが、手をふっているのを! ※小学5年以上漢字にルビつき