著者: 松岡圭祐
ジャンル: ホラー・サスペンス
評価: 3.9点 (19件)
タグ: 現代日本・教育現場・心理・サスペンス・クライム・復讐・トラウマ・カウンセリング・音楽療法・少年犯罪
教師の悲痛な叫びが、静かな音楽療法室に響く。愛する家族を奪われた彼女の怒りは、やがて復讐という禁断の領域へ。臨床心理士は、その“もうひとつの顔”に何を見たのか。
一家四人惨殺ー。突然の惨劇が小学校の女性教諭を襲う。その凶悪な犯行は十三歳の少年の手によるものだった。法の壁で守られているとはいえ、家族を殺害した重犯罪少年への憤りと憎悪は抑えきれない。彼女を復讐へと向かわせる何かが心の中に宿った。不登校の児童を立ち直らせるため独自の音楽療法を用いる彼女に、かねてから注目していた臨床心理士・嵯峨敏也は、少年犯罪の果てに墜ち、一線を越えた彼女の“もうひとつの顔”を目撃することに。精神医学と臨床心理学を背景に徹底したリアリズムで描いた、新機軸サイコ・サスペンス「催眠」シリーズ最新作。