著者: 小林信彦
ジャンル: 時代・歴史小説
評価: 3.8点 (6件)
タグ: タイムスリップ・東京・昭和レトロ・ノスタルジー・青春・冒険・ファンタジー・街歩き・人間ドラマ・失われた時間
うっかり30年前の東京に迷い込んだ主人公。見知らぬ街で出会う懐かしい風景と人々。過去と現在が交錯する、切なくも温かい時空旅行ファンタジー。
その冬、ぼくは30年前の東京に迷いこんでしまった。隈田川沿いの古い鉄筋アパートの部屋で淡いまどろみから目覚めたとき、窓の外の高速道路は消え、柱のカレンダーには1959と記されていた。おずおずと一歩を踏みだすぼくの前に、次々と現われる見知らぬTOKYO、どこかなつかしい街と人びと…。過去と現在の衝突が生む不思議な時空を旅する青年の〈愛と冒険のファンタジー〉。