著者: 宮沢 賢治
ジャンル: ヒューマンドラマ
評価: 3.8点 (69件)
タグ: 子供時代・田舎・自然・学校・日常・ファンタジー・童話・架空・ノスタルジー・繊細な心理描写
風のように現れては消える謎の転校生・又三郎。子供たちの純粋な好奇心と、どこか畏れを抱かせる不思議な存在との交流を通して、自然の息吹と幼い心の機微を鮮やかに描き出す、宮沢賢治童話の魅力を堪能できる珠玉の短編集。
「やっぱりあいづ又三郎だぞ」谷川の岸の小学校に風のように現われ去っていった転校生に対する、子供たちの親しみと恐れのいりまじった気持を生き生きと描く表題作や、「やまなし」「二十六夜」「祭の晩」「グスコーブドリの伝記」など16編を収録。多くの人々を魅了しつづける賢治童話の世界から、自然の息づきの中で生きる小動物や子供たちの微妙な心の動きを活写する作品を中心に紹介。