著者: 京極 夏彦
ジャンル: その他フィクション
評価: 4.0点 (37件)
タグ: 犯罪小説・思弁小説・宗教小説・諧謔小説・エンターテインメント・現代・社会派・破滅・人間ドラマ・哲学
愛する娘を失い、すべてを奪われた男が、破綻者たちを惹きつけ、常識や倫理を超えた「ヒトでなし」たちの聖典とも呼べる物語。犯罪、哲学、宗教が交錯する、予測不能なエンタメ。
理屈も倫理も因果も呑み込む。この書は、「ヒトでなし」の「ヒトでなし」による「ヒトでなし」のための経典であるーー。娘を亡くし、職も失い、妻にも捨てられた。俺は、ヒトでなしなんだそうだーー。そう呟く男のもとに、一人また一人と破綻者たちが吸い寄せられる。金も、暴力も、死も、罪もーー。犯罪小説であり思弁小説であり宗教小説であり諧謔小説であり、そしてなにより前代未聞のエンターテインメント小説!