著者: マイケル・シェイボン/黒原敏行
ジャンル: ミステリー・推理
評価: 2.9点 (32件)
タグ: ハードボイルド・ミステリ・犯罪・捜査・陰謀・宗教・マフィア・シカゴ・ユダヤ文化・内省
宗教とマフィアが支配する街で、過去の傷を抱えた刑事が天才チェス少年殺害事件を追う。多くの勢力が事件を隠蔽しようとする中、刑事は驚愕の事実に迫る。故郷を失った者たちの挽歌が響く、重厚なハードボイルドミステリ。
マフィアが巣食い、宗教指導者が影響力を揮うシトカの街を、深い傷を負った刑事の魂が彷徨う。殺された若者はチェスの天才だった。神童。奇跡の子。ユダヤ人の間で囁かれる救世主伝説。警察ばかりか、幾多の勢力が事件を葬り去ろうとするなか、相棒ベルコと暴走気味に捜査を続けるランツマンはある事実に気づくがー。故郷喪失者の挽歌が響くハードボイルド・ミステリ大作、佳境へ。2008年度のヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞というSFの主要三賞を制覇。エドガー賞長篇賞、ハメット賞最終候補。