著者: 中山七里
ジャンル: ヒューマンドラマ
評価: 3.7点 (117件)
タグ: 法医学ミステリー・家族・引きこもり・餓死・密室・心理・サスペンス・闇・謎・事件
引きこもりを抱える家族に起きた悲劇。餓死した女性の遺体から見つかった意外なものとは?光崎教授が解き明かす、家族の深い闇と真実。
ミイラ化した死体は何を語る? 引きこもりを抱えた家族を襲う悲劇。 彼らは被害者か、それともーー。 光崎教授が抉り出す、深い闇とは? 死体は嘘を吐かないーー傑作法医学ミステリー第5弾! 家族はどこで一線を越えてしまったのか 浦和医大法医学教室にミイラ化した遺体が運び込まれた。亡くなったのは40歳の独身女性で、死後2週間が経っていた。 まだ4月だというのに埼玉で見つかった4体目の餓死死体だ。埼玉県警の古手川によると、女性は大学受験に失敗して以来20年以上引き籠っていたという。同居していた70代の両親は先行きを案じ、何とか更生させようと民間の自立支援団体を頼ったが、娘は激昂し食事も摂らなかったらしい。彼女はなぜ餓死を選んだのか? それとも親が嘘を? だが、解剖を行った光崎教授は、空っぽであるはずの胃から意外なものを見つけるがーー。