陰謀の天皇金貨シリーズ

著者: 加治将一

ジャンル: 時代・歴史小説

評価: 4.3点 (8件)

タグ: 1990年代・バブル景気・日本・スイス・陰謀・国際事件・金融・偽造・捜査・ミステリー

レビュー

バブル期に起きた衝撃の金貨偽造事件。20年の時を経て、国際的な陰謀の闇が暴かれる。歴史の裏に隠された真実と、事件に翻弄された人々の物語に引き込まれる。

あらすじ

日本がバブル景気に浮かれていた一九九〇年一月二九日、国民はある「事件」に仰天した。昭和天皇在位六〇年を記念した一〇万円金貨(通称『ヒロヒト金貨』)の“偽造品”がスイスから日本国内に大量に流入したと警視庁が発表、“被害総額”は一〇〇億円を突破した。それから二〇年、作家の「僕」は、この事件で渦中の人物となった日本人コイン商に出会い、警視庁での厳しい取り調べや、「ヒロヒト金貨」の発行・流通・真贋鑑定にまつわる一部始終を聞かされる。コイン商は「僕」に顛末の公表を願った。イラン・イラク戦争(一九八〇年)、ロン・ヤス会談(一九八三年)、プラザ合意(一九八五年)、イラン・コントラ事件(一九八六年)…。「事件」の背後に浮かび上がる、バブル期の日本を巻き込んだ国際的陰謀。二〇年の時を経て、事件の闇が暴かれる。

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