著者: はらだ みずき
ジャンル: ヒューマンドラマ
評価: 3.9点 (174件)
タグ: 田舎暮らし・南房総・海辺の町・東京・ブラック企業・遺品整理・父親の死・孤独死・再就職・価値観の変化
都会のブラック企業を辞め、疎遠だった父の遺品整理のため南房総へ。海辺の町で初めての暮らしを通して、主人公は父の足跡を辿り、人生や幸せの意味を見つめ直していく。著者新境地の感動が胸を打つ。
ワケあって、田舎暮らし、はじまる。 苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作! 【編集担当からのおすすめ情報】 千葉県は南房総、館山を舞台にした小説です。 解説は、丸善津田沼店の沢田史郎さんという千葉つながりです。 もちろん、作家・編集者とも千葉出身です。