著者: 吉本 ばなな
ジャンル: ホラー・サスペンス
評価: 4.0点 (15件)
タグ: 現代日本・町・夏・怪談・ホラー・哲学・霊・異世界・ファンタジー・人間ドラマ
生と死、過去と未来が交錯する不思議な町で、子ども霊の謎に挑む。静かながらも胸を打つ哲学的なホラーが、新たな物語の幕を開ける。
生きていてほしい。それだけでいい。 人智を超えた世界の理がしみじみと胸をうつ、大好評の傑作哲学ホラー。 吹上町に夏が来て、引きこもりの美鈴がミミのもとを訪れた。 「部屋の中に子どもの霊がいるんだ。いつも夜になると出てくる」 生も死も、過去も未来も溶け合う吹上町に、新たな風が巻き起こるーー。 吹上町の住人紹介 ミミ 夢見と屍人使いの才能を持つ。双子の姉 こだち 怪力の人気服飾デザイナー。双子の妹 墓守くん 町の墓守兼フラワーアーティスト 美鈴 墓守くんの彼女。腕利きの霊媒師 まなび ミミとこだちの母。異世界人 この町には「少し違う」形の人がたまに混じっている。