著者: 山本兼一
ジャンル: 時代・歴史小説
評価: 3.9点 (14件)
タグ: 戦国時代・女性城主・武将・合戦・鉄砲隊・家督・夫婦・時代劇・九州・立花家
戦乱の世で鉄砲隊を率いて戦った城主・立花〓千代。猛将をも唸らせたその武者ぶりが、知られざる一面と共に鮮やかに蘇る。激動の時代を生き抜く姫の知略と覚悟を描く、珠玉の時代小説。
筑前立花城の城督・〓(ぎん)千代姫が婿に迎えたのは、宝満城主・高橋紹運の嫡男・千熊丸。後の立花宗茂である。祝言を挙げ、落ち着く間もなく、筑前・筑後は戦乱のるつぼと化し、〓千代も鉄炮隊を率いて応戦。二人を支えていた〓千代の父・戸次(立花)道雪は戦陣で病没、高橋紹運も討ち死にする。やがて豊臣秀吉の天下から関ヶ原の戦いへと、時代が大きく変わりゆくなか、立花家を預かる〓千代、そして宗茂の運命は…。「噂に違わぬ武者ぶりよ」と猛将・加藤清正にも一目置かれた〓千代姫。鉄炮隊を率いて凛々しく戦った姫の、知られざる一面を活写した時代小説。