著者: エリザベス・ストラウト/小川 高義
ジャンル: ヒューマンドラマ
評価: 4.0点 (97件)
全2巻
タグ: 現代・アメリカ・田舎町・港町・人間ドラマ・家族・人間関係・群像劇・短編集・心理描写
静かな港町に息づく人々の、時に嵐のように荒れ狂う心の物語。一人の型破りな教師の存在が、彼らの人生に静かに、そして激しく波紋を広げていく。
アメリカ北東部の小さな港町クロズビー。一見静かな町の暮らしだが、そこに生きる人々の心では、まれに嵐も吹き荒れて、生々しい傷跡を残すー。穏やかな中年男性が、息苦しい家庭からの救いを若い女性店員に見いだす「薬局」。自殺を考える青年と恩師との思いがけない再会を描いた「上げ潮」。過去を振り切れない女性がある決断をする「ピアノ弾き」。13篇すべてに姿を見せる傍若無人な数学教師オリーヴ・キタリッジは、ときには激しく、ときにはささやかに、周囲を揺りうごかしていく。ピュリッツァー賞を受賞した珠玉の連作短篇集。