著者: 島尾敏雄
ジャンル: 青春・学園
評価: 3.6点 (19件)
タグ: 太平洋戦争・特攻・海軍・魚雷艇・震洋艇・加計呂麻島・軍隊・緊迫・実話・戦争文学
死を覚悟した若者たちが、極限の状況下で特攻艇に乗り込み、命を賭して戦った苛烈な体験。悪夢のような日々を生き抜いた著者が、軍隊内部のリアルな姿を緊迫感あふれる筆致で描く、戦争文学の金字塔。
予備学生として魚雷艇の訓練を受け、のちに特攻志願が許されて震洋艇乗務に転じ、昭和19年11月、第18震洋特攻隊の指揮官として180余名の部下を引きつれ奄美諸島加計呂麻島の基地に向かうー。死の淵から奇蹟の生還をとげた著者が、悪夢のような苛烈な体験をもとに、軍隊内部の極限状況を緊迫した筆に描く。野間文芸賞、川端康成文学賞を受賞した戦争文学の名作。