著者: 紅玉 いづき
ジャンル: 恋愛・ラブストーリー
評価: 4.8点 (9件)
タグ: 近未来・ディストピア・東京・湾岸エリア・カジノ特区・大人の街・少女サーカス・空中ブランコ・ミステリ・青春
大地震後の東京、復興の名目で作られたカジノ特区で、少女サーカス団に隠された秘密が暴かれる。瓜二つの双子の姉妹が、命を懸けて舞台に立つ時、大人たちの黒い思惑と熱狂の裏に潜む嘘が明らかになる。
未曾有の大地震が首都・東京を襲った後、復興の名目で湾岸エリアに大人の街ーーカジノ特区がオープンしてから長い時間が経った。今宵も、街を象徴し、盛り上げるために置かれた少女サーカスでは、古き文学者の名を冠する精鋭たちが舞台へと踊り出る。が、あるとき花形の空中ブランコ乗り・片岡涙海が練習中に落下。身代わりとして容姿がそっくりの双子の妹・愛涙が舞台に立つことになる。やがて、その命が狙われて……? 熱狂とその舞台裏、大人たちの黒い思惑を巻き込みながら、嘘を背負って生きるふたりが見つけた結末はーー。 一瞬に命をかける少女たちの輝きを閉じ込めた「少女文学」紅玉いづき、異色の青春ミステリ! ■著者プロフィール 紅玉いづき 1984年生まれ、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。2006年、少女の崩壊と再生を描いた『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞を受賞、07年同作にてデビュー。逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている。