著者: 宮城谷昌光
ジャンル: 時代・歴史小説
評価: 3.9点 (13件)
タグ: 戦国時代・歴史・武将・内乱・信仰・忠義・人間ドラマ・群像劇・戦術・政治
戦国乱世、桶狭間の合戦を経て、若き家康が独立への道を歩む。しかし、その前に立ちはだかったのは、信仰に殉じる門徒衆との凄惨な内乱。主君か、信仰か、揺れる男たちの信念と葛藤が、壮大な人間ドラマとして描かれる。
永禄三年。三河の長い夜が明けたとき、ひとりの男児が生まれたー幼き彦左衛門がみた、若かりし天下人の素顔。今川義元が桶狭間に斃れ、松平元康(のちの家康)は岡崎城に帰還する。今川の支配を脱した元康に立ちふさがったのは、寺内町に拠る門徒宗だった。忠義を尊ぶか、信仰に殉じるか。主君と家臣、友と友、父と子にいたるまでが敵対し、信念を懸けて戦った三河一向一揆を描く第一巻。