著者: 村木 嵐
ジャンル: 時代・歴史小説
評価: 4.1点 (205件)
タグ: 江戸時代・幕末・歴史・政治・権力闘争・治水工事・庶民・武士・朝廷・対立
「まいまいつぶろ」と蔑まれた将軍・徳川家重。その真の偉大なる深謀遠慮と、時代を動かすべく孤独な戦いを繰り広げた若君と小姓の絆に迫る、歴史エンターテイメント!
暗愚と疎まれた将軍の、比類なき深謀遠慮に迫る。口が回らず誰にも言葉が届かない、歩いた後には尿を引きずった跡が残り、その姿から「まいまいつぶろ(カタツムリ)と呼ばれ馬鹿にされた君主。第九代将軍・徳川家重。しかし、幕府の財政状況改善のため宝暦治水工事を命じ、田沼意次を抜擢した男は、本当に暗愚だったのかーー? 廃嫡を噂される若君と後ろ盾のない小姓、二人の孤独な戦いが始まった。